今日、7月20日は海の日。
11年前の7月20日も、海の日でした。
その日は、夫、Kさんが亡くなった日でもあります。
青空いっぱいの穏やかな海の日でした。
まるで今日のように。
ひまわりのような人
Kさんは、同じ会社の人でしたが、転勤してきた最初の日。
社内がパっと明るくなり、社員が全員笑顔に。
私もその明るさに引き込まれたことを覚えています。
いろんなことがあって、後にKさんと結婚して、楽しく暮らしていましたが、残念ながら病に倒れ、亡くなったのが11年前。
でも、最期まで太陽に向かって咲く、黄色いひまわりのような人だったと思います。
音楽がくれた贈りもの
Kさんは、危篤状態から奇跡的に回復し、その後7年間、一緒に暮らす事ができました。
それから不思議なことに突然、歌を作り始め、作品を残したいとCD作成をしようと奔走しはじめました。
私も一緒に関わって作りました。
私は、そのことがきっかけで、元々歌うことが好き、音楽が好きだった自分にあらためて気づき、Kさんが亡くなった後、音楽活動を始めました。
音楽が私をたくさんの仲間につないでくれました。
それは、Kさんからのプレゼントだったような気がしています。
今日、納骨堂にお参りするとき、お花を買おうと立ち寄った花屋で目に飛び込んできたのが、ひまわりでした。
一輪だけあったのです。
まるで私を待っていてくれたかのように。
それを手にして納骨堂でお参りをしました。

~私はその後もこうして元気に暮らしている。~
どこかでいつも見守ってくれていたであろうKさんへの感謝の気持ちは、今も変わりません。
そして今は、これもまた不思議なご縁でしたが、音楽を通じて知り合い、シニア同居してくれているTさんが、昨年からそばにいます。
私が音楽を始めなければ、今の暮らしや明るい笑顔は、もしかしたらなかったのかもしれませんね。
ありがとう
ところで。
私の部屋の壁には「ありがとう」と書いた小さな色紙が飾ってあります。
Kさんの香典返しとして配ったコーヒーギフトに偶然入っていた小さな色紙。

このメッセージを見たときには驚いたけれど。
いつでも「感謝が大事。心を磨いてね。」と言っていた人。
最期、ICUのベッド上で、言葉を発せない状態のKさんが、私の手を握って必死に何かを伝えようとしてくれたメッセージが「ありがとう」だったのかな。
と勝手に受け止めていた私です。
「ありがとう」ってほんとにいい言葉。
たった五文字の言葉だけれど、
人を温かくする力があります。
海の日が来るたび、
私は、ひまわりのように明るかったKさんを思い出します。
そして今年も心の中で伝えました。
「ありがとう。」
これからも、この言葉を大切にしながら暮らしていきたいと思います。

~2026年7月20日 海の日に寄せて~
私が大切にしている言葉「ありがとう」
小さなことにも感謝の気持ちを持って生きていきたい。
教えてくれたひまわりのような人に感謝しつつ。


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