先日、新函館北斗駅構内で開催されていた、知人主催のピアノ教室のプチコンサートを聴いてきました。
小学生から高校生までの子どもたちが、一生懸命ピアノを演奏する姿にほっこり。
そして最後には、みんなで歌声まで披露してくれました。
その歌声を聴いていたら、なぜか自分の子どもの頃のことまで思い出してしまって。
「あ、私って歌える人だったんだ!」
そんなことに気づかせてもらった、音楽の原点を感じる一日でした。
知人から届いた、ピアノ発表会のお誘い
「ピアノの発表会で、子どもたちが歌いたいと言うので、最後に一曲歌います!
ご都合良かったら、ぜひ聴きに来てくださいね。」
知人から、こんなお誘いをいただきました。
ピアノ教室の発表会ですが、最後にみんなで歌うらしい。
それは聴いてみたいなぁ。
知人の応援も兼ねて、聴きに行くことにしました。
新函館北斗駅で聴く、ちょっとユニークなコンサート
今回のコンサートが開催されたのは、新函館北斗駅の構内。

駅前では、北斗市の公式キャラクター、ずーしーほっきーがお出迎え♪
新函館北斗駅には、ストリートピアノが設置されていて、誰でも自由に弾けるようになっています。
そのスペースを使ってのコンサートでした。
そんな場所でのコンサートなので、新幹線の乗客がキャリーバッグを引きながら、演奏中のピアノの前をガラガラ……と通り過ぎていきます。
もちろん、駅構内なので場内アナウンスも入ります。
駅ならではの臨場感たっぷり(笑)。
静かな会場で、演奏をじっくり聴きたいという人には、ちょっと向かないかもしれません。
でも、私はこういう場所でのコンサートは、独創的で好きです。
駅を利用する人が、たまたま通りかかって、子どもたちの演奏を聴く。
音楽に興味がなかった人にも、ふと音楽が届く。
そう考えると、誰でも気軽に音楽に触れられる、いい場所だなぁと思いました。
いよいよ演奏会がスタート!
子どもさんから直接手渡しされたプログラムをいただいて、いよいよ演奏会が始まりました。
出演するのは、小学校2年生から高校3年生までの数名の生徒さん。
そして、司会を務めるのは司会を務めるのは、出演者の女の子です。
それがまた、ハキハキしていて、とっても上手!
一生懸命さが伝わってきて、微笑ましくなりました😊
そして、演奏を聴いていて、私がもうひとつ感じたのは、
「選曲が、昔とずいぶん違うなぁ。」
ということ。
私が子どもの頃のピアノ発表会といえば、ピアノの定番クラシック曲。
先生が、それぞれのレベルに合わせて曲を選んでくださって、その曲を一生懸命練習して弾く。
そんなイメージでした。
でも、今は違うんですね。
今回のコンサートでは、今流行している曲や、子どもたちがお気に入りの曲、弾いてみたい曲が選ばれていました。
ディズニーやジブリ、aikoの「相思相愛」、ダンスグループMiikの「好きすぎて滅!」など、思い思いの曲を演奏していました。
クラシック曲を弾くお子さんは、なんと一人もいませんでした。
これも時代の流れなのかなぁ。
でも、お気に入りの曲を弾くからこそ、「音楽を楽しんでいる」という気持ちが、こちらにもより伝わってくるんですよね。
最後の歌声に、音楽を楽しむ気持ちが伝わってきた
そして、全員の演奏が終わったあと。
いよいよ、お待ちかねの一曲です。

出演した子どもたちが、先生の弾くピアノを囲んで歌ってくれました。
「夏の日の贈りもの」という曲です。
透き通った、可愛らしい歌声が、駅構内に響き渡ります。
なんだか、心が洗われるようでした。
その歌声は、私が普段聴いている合唱団の子どもたちの歌声とは、ちょっと違っていました。
でも、
上手いとか、下手とか。
そういうことではないんです。
「歌いたいから歌っている」
「みんなで歌うのが楽しい」
そんな気持ちが、歌声から伝わってきました。
先生も、とっても明るくて、子どもたちを上手に褒めながら指導されているように感じました。
こうやって音楽を好きになる子が育っていくのかなぁ。
このお子さんたちの中から、将来、合唱団に入って歌う子も出てくるかも?
なんて、私はちょっぴり期待してしまいました😊
子どもの頃の合唱体験が、今の私につながっている
なぜ、そんなことを思ったのか?
それは、今回の演奏会でイキイキと歌っている子どもたちを見ていたら、自分の子どもの頃のことを思い出したからなんです。
私が通っていた小学校の音楽の先生は、合唱活動にとても熱心な先生でした。
小学5年生、6年生の中から声の良い子どもを選んで合唱部を作り、コンクールにも出ていました。
合唱部員に選ばれるのは、ちょっとした憧れ。
でも、私は歌うのは好きだったけれど、声が小さかったので、
「私は無理だろうな。」
と思っていました。
ところが。
5年生のとき、部員選びのテストを受けたら……
なんと、合格!
本人が一番ビックリです(笑)。
クラスで2人しか選ばれなかった中の1人だったんです。
そしてコンクール本番にも正式メンバーとして出ることができ、優勝。
6年生になると、なんとパートリーダーまで任せてもらいました。
全然、自分に自信がなかった私。
そんな私に、先生は「私も歌えるんだ」という自信を持たせてくれました。
そして、合唱の面白さを知り、毎日のように歌っていた子ども時代。
「あ、私って歌える人だったんだ!」
あの経験は、私にとって、とても大きかったんだと思います。
小さな頃のその経験があったから、大人になってからも、
「いつか、また合唱をやりたいな。」
という気持ちが、ずっと心のどこかに残っていたのかもしれません。
そして今、私は合唱団で歌っています。
そう考えると……
音楽との出会いって、そのときだけのものじゃないんですね。
子どもの頃に誰かに褒めてもらったこと。
「楽しい!」と思ったこと。
「自分にもできるんだ」と感じたこと。
そんな小さな経験が、その後の人生に残っていくこともある。
今回、出逢った子どもたちが、イキイキと歌っている姿を見て、私はなんだか、とっても嬉しくなりました。
もしかしたら、この日の経験が、いつかこの子たちの人生のどこかにつながっていくのかもしれませんね。
私は、こういう気軽に聴けるコンサートが好きです。
「都合がつけば聴きに行く」というより、極力、都合をつけて聴きに行っているかも(笑)。
音楽を聴くと、元気をもらえたり、心が洗われたり、
「ああ、音楽っていいなぁ」
と、改めて思えるからです😊
こうしたコンサートの情報は、公共施設などにチラシが置いてあることもあります。
私も時々チェックしています。
思わぬところで、ステキな音楽に出逢えるかもしれませんよ♪
気になるチラシを見つけたら、ちょっと足を運んでみるのもおすすめです。


コメント