「バジルの花って食べられるの?」
初めて育てたバジルに白い小さな花が咲いた日、最初に浮かんだのは、その疑問でした。
食べるのがもったいなくて眺めているうちに、気づけば花が咲いていたのです(笑)。
そこから始まった小さな発見は、いつしか園芸好きだった父との思い出へとつながっていきました。
七飯・工藤園芸で見つけたバジル
私は元々、園芸は得意ではありませんでした。
ちょっとだけ育ててみたことはありますが、上手く行かずに挫折…。
園芸が得意な父と暮らしていた若い頃は、父が丹精込めて育てたお花や野菜に興味がなくて。
「私、見る人、食べる人」っていう感じでした(笑)
でも、昨年、Tさんに七飯の工藤園芸さんに連れていってもらってから興味を持つようになりました。
5月に工藤園芸に行ったとき、ポットに入ったバジルが売っていたのです。

工藤園芸に並んでいたポットに入っていたバジル
大好きなバジル、一度は育ててみたいと思っていたので、買ってきました。
どんな風に育っていくのか、楽しみでした。
食べるのがもったいなくて…花が咲いてしまいました
我が家では、ベランダで育てているので、小さな鉢に植えて楽しんでいました。
「もうそろそろ食べてもいいかな?」
「いやいや、もう少し増やしてからがいいかな?」
初めてなので可愛くて、食べるのがもったいなくて眺めていることが多かったです。
そのうち
「白い花が咲いた!きれい!」
と、小さな可愛らしいらしい花を、しばし眺めていたのですが、
「あれ?花が咲いたけど、これ、どうしたらいいんでしょう?」
バジルの花って食べられるの?

花が咲いてしまったバジル
ここで、素朴な疑問が。
バジルの花が咲いてしまったけど、これって食べられるんだろうか?
早速、調べてみることに。
すると、
バジルの花は食べられます!
と、嬉しい答えが😊
しかも、サラダに散らしたり、ハーブティに浮かべたり、パスタの仕上げにのせたりと、
何だかおしゃれな使い方ができるらしい。
ニッコリした私でしたが、
次のような注意点も教えてもらえました。
いろいろ勉強になりました。
じゃあ、どうしようかな?
せっかくだから、パスタに添えてみよう!と決めました。
楽しみ、楽しみ😊
収穫したバジルと花でパスタを作りました
バジルの香りを楽しみたかったので、シンプルなトマトベースのパスタを作りました。
🍝レシピを紹介します。

<材料>
パスタ…200g
ベーコン…80g
トマト缶…1缶
にんにく…2片
オリーブオイル…大さじ2
バジル…ひとつかみ(仕上げ用に少し残す)
砂糖…大さじ2
塩・黒こしょう…適量<作り方>
① パスタを塩を入れたたっぷりのお湯でゆでる。
②フライパンにオリーブオイルと薄切りにしたにんにくを入れ、弱火でじっくり香りを出す。
③ 切ったベーコンを加えて、こんがり炒める。
④ トマト缶のトマトをつぶしながら入れ、5〜10分ほど煮詰める。
⑤砂糖・塩・黒こしょうで味を整える。
⑥バジルの半分量を手でちぎって入れる。
⑦ゆで上がったパスタを入れてよく絡める。
⑧ 皿に盛り付け、残ったバジルをちぎり、バジルの花とプチトマト(あれば)をのせて完成!
出来上がって食べてみてびっくり!
バジルのお花が美味しい!
花の方が香り豊かで、バジルの葉っぱよりしっかりとバジルの味がするんです。
彩りも何だかプロのお店みたいな感じでおしゃれ!
とっても美味しい豊かなパスタになり、赤ワインと共にいただき最高でした😊
そして、パスタを食べながら、ふと思いました。
「父が生きていたら、このバジルを見て何て言ってくれただろう。」
若い頃は、父が庭で花や野菜を育てていても、私はほとんど興味がありませんでした。
でも今なら、父と一緒に園芸の話をしてみたかったな…。
そんなことを思いながら、美味しいパスタを味わっていました。
一本のバジルが父を思い出させてくれました
私の父は、もう亡くなってしまいましたが、園芸が大好きでした。
草花を育てていると、じーーっといつまでも眺めているんです。
飽きないのかな?と思って
「お父さん、何してるの?」
と聞くと、
「花と話してるんだよ。」
「えー?花はお父さんに話しかけてくるの?」
「そうだよ。ちゃーんと話してくれるから可愛いんだよ。」
へぇ~、そうなんだ~。
と思いながらも、興味のない私にとっては理解しがたかったです。
でも。
年齢を重ね、こうして穏やかな暮らしを送るようになって、父の言っていたことが分かるようになりました。
ベランダのバジルやお花を見て、
「可愛いね。」
と、思わず声をかけている私がいるからです。
そして。
今回のバジルの件も、父だったら
「ヒロ、花が咲いたら早く摘むんだよ。」
と、優しく丁寧に育て方を教えてくれただろうな。と
父の優しかった笑顔を思い出していました。
年齢を重ねると、見えなかった物が見えてくることがあります。
当時は分からなかった楽しさや愛おしさを、今になって感じられるようになりました。
一本のバジルが、父を思い出させてくれました。
バジルの花が食べられるなんて、初めて知って驚きました。
でも、それ以上に大きな発見だったのは、育てる楽しさや愛おしさでした。
若い頃には分からなかった父の気持ちを、一本のバジルがそっと教えてくれたような気がします。
小さな出会いに、今日もありがとう😊


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